世界最大級のダンスミュージック・フェス「ウルトラ ミュージック フェスティバル 2018(ULTRA MUSIC FESTIVAL 2018以下、UMF)」が3月23~25日、米マイアミで開催された。
海沿いの会場には8つのステージが設けられ、100組を超すアーティストが出演。最終日の大トリとしてサプライズ登場し5年ぶりの復活を果たしたスウェーデン出身の3人組DJ、スウェディッシュ・ハウス・マフィア(SWEDISH HOUSE MAFIA)をはじめ、アフロジャック(Afrojack)、ザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)、デヴィッド・ゲッタ(David Guetta)、マシュメロ(Marshmello)といったダンスミュージックを代表するアーティストを中心としながら、今年は俳優のかたわらラッパーとしても活躍するウィル・スミス(Will Smith)やG・イージー(G-Eazy)、ベッキー・G(Becky G)らヒップホップのジャンルで活躍するアーティストなども多く登場した。
3日間で16万5000人が来場し、立地条件と天候にダンスミュージックというジャンルも相まって、例年通り「UMF」らしい露出度の高い服装が人気。今年はスポーツとスイムの2つの定番スタイルを軸に、シャツを羽織ったり裾を結んだり、どこかにシースルーやフリンジのアイテムを取り入れたりと、シンプルになりがちなコーディネートに1アイテムプラスした来場者が目を引いた。また、スニーカーやホールブーツ一辺倒になりがちな足元では、遊び心のあるクルーソックスを合わせることで他と差をつけるスタイリングが、フェスファッションの新たなトレンドの兆しを見せていた。