文化服装学院、文化学園大学などを運営する文化学園は、テーマに沿ったドレスコードで登校し、そのセンスを競うコンテスト「ドレスコード登校日」を4月27日に行った。2011年から実施しているイベントで、8回目を迎えた今回は、美川憲一らを審査員に迎え、テーマは「スパークイエロー&ゴールド」に設定。学生たちは登校から下校まで、ドレスコード通りの服装で過ごした。
同日夕、文化学園遠藤記念館で行われたコンテストは、美川憲一の他、天津憂「ハナエモリ マニュスクリ(HANAE MORI MANUSCRIT)」デザイナー、中島篤「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」デザイナーが審査員として登場。ショー形式で約30の個人、チームがルックを競い、グランプリ受賞者には10万円が贈られた。美川憲一は「私も若いころからファッションに興味があった。歌手にならなかったら、ファッションデザイナーになっていたと思う。若い人には挑戦してほしい。日々の努力が大事。人生は長いのよ。あきらめちゃダメよ」などと学生たちにエールを送った。会場は、まるで美川憲一の歌謡ショーのような盛り上がりを見せた。