「ロンシャン(LONGCHAMP)」は、2018-19年秋冬コレクションの広告塔にケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)を起用する。世界展開のさらなる拡大や若年層の取り込みを目指す「ロンシャン」は、若年層に絶大な人気を持つケンダルの起用を決めたという。
ソフィ・ドゥラフォンテーヌ(Sophie Delafontaine)=アーティスティック・ディレクターは、「ケンダルは自由で自立した女性。そして自分のスタイルを確立している。これはまさに『ロンシャン』の女性像に合致する」とコメントした。
一方でケンダルは、「“ワールド・シチズン”という言葉と、『ロンシャン』の間にはシナジーを感じる。私にとってワールド・シチズンとは、多様性を理解し、共有しようとする人。『ロンシャン』は一貫してパリジャンのエッセンスを残しながらも、“ワールド・シチズン”を理解した女性が世界中で着用することができるブランドだ」とコメントした。
ブランド設立70周年を迎えた「ロンシャン」の18-19年秋冬シーズンのテーマは“モダン・アマゾン”。馬に乗って戦う女性だけの部族“アマゾネス”からインスピレーションを受けた、力強さとセンシュアリティーが共存したコレクションを展開予定だ。
ケンダルは「フォーブス(FORBES)」誌が発表した2017年度のトップモデル長者番付で2200万ドル(約23億5400万円)を記録し、02年から15年間1位を獲得し続けたブラジル人モデルのジゼル・ブンチェン(Gisele Bundchen)を抜いてトップに躍り出た。