ファッション

「ロンシャン」が広告塔にケンダル・ジェンナーを起用

 「ロンシャン(LONGCHAMP)」は、2018-19年秋冬コレクションの広告塔にケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)を起用する。世界展開のさらなる拡大や若年層の取り込みを目指す「ロンシャン」は、若年層に絶大な人気を持つケンダルの起用を決めたという。

 ソフィ・ドゥラフォンテーヌ(Sophie Delafontaine)=アーティスティック・ディレクターは、「ケンダルは自由で自立した女性。そして自分のスタイルを確立している。これはまさに『ロンシャン』の女性像に合致する」とコメントした。

 一方でケンダルは、「“ワールド・シチズン”という言葉と、『ロンシャン』の間にはシナジーを感じる。私にとってワールド・シチズンとは、多様性を理解し、共有しようとする人。『ロンシャン』は一貫してパリジャンのエッセンスを残しながらも、“ワールド・シチズン”を理解した女性が世界中で着用することができるブランドだ」とコメントした。

 ブランド設立70周年を迎えた「ロンシャン」の18-19年秋冬シーズンのテーマは“モダン・アマゾン”。馬に乗って戦う女性だけの部族“アマゾネス”からインスピレーションを受けた、力強さとセンシュアリティーが共存したコレクションを展開予定だ。

 ケンダルは「フォーブス(FORBES)」誌が発表した2017年度のトップモデル長者番付で2200万ドル(約23億5400万円)を記録し、02年から15年間1位を獲得し続けたブラジル人モデルのジゼル・ブンチェン(Gisele Bundchen)を抜いてトップに躍り出た。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。