ファッション

納品まで3カ月待ちの“スーツに見える作業着”から女性用登場

 オアシススタイルウェアは5月7日、ビジネススーツ型の作業着“ワークウエアスーツ(WORK WEAR SUIT)”の女性用ウエアを発売した。価格はジャケットが2万1000円、パンツが1万4000円。

 “ワークウエアスーツ”はスーツのような外見の現場作業着。現場作業着にまつわるネガティブなイメージを払拭し、作業員の意識向上や、人手不足問題の解決などを目指して開発された。作業着としての実用性を損なわないよう、ジャケット、パンツ共にストレッチ性の高い素材を使い、防水・はっ水・速乾加工を施すなど、高い機能性を持たせている。

 今年3月に発売した男性用“ワークウエアスーツ”は、発売から1カ月で300件以上の法人問い合わせを集め、予約から納品まで現在3カ月待ちとなっている。また、ファッション通販サイトであるロコンドの4月度販売ランキングでは、男性用ジャケット(1万8000円)が総合1位を、男性用パンツ(1万2000円)が総合2位を獲得している。

 今回発売される女性用“ワークウエアスーツ”ではジャケットの胸の収納部分に小型のジッパーを採用し、伸縮性の高いゴムをウエストゴムに採用している。ウエストまわりや足首まわりなどは細めのシルエットで、女性の体型に合わせたデザインとなっている。同社では女性用“ワークウエアスーツ”の販売開始から6カ月で約5000万円の売り上げを見込んでいる。

 男性用“ワークウエアスーツ”は発売当初、本物のスーツと見間違えるほどの出来栄えからネット掲示板などで話題となった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。