アディダス ジャパンは6月に開催される2018年FIFAワールドカップ ロシア大会(2018FIFA World Cup Russia以下、W杯)に合わせて、5月14〜29日に伊勢丹新宿本店メンズ館1階にポップアップショップ「adidas 勝色 Collection」をオープンする。同ポップアップではサッカー日本代表のユニホームをはじめとしたアイテムに加え、世界を相手に戦うサッカー日本代表チームにちなんで日本を代表する3つのブランド「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R)以下、ベイプ)」「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」とのコラボアイテムも取り扱う。
コラボアイテムはそれぞれ大人用と子ども用Tシャツ(7990〜9990円)、ジャージー(1万5000円)、1950年代にサッカーシューズとして誕生した“サンバ(SAMBA)”(1万7000円)の4型。ブラックをメーンカラーとした「ネイバーフッド」は、背番号やグループステージへの思いを表した“突破”の文字をイエローで挿し込んだ。「ベイプ」は日本国旗から着想を得たレッドをメーンカラーに、グレーで施したロゴや背番号を「ベイプ」らしいカモ柄に。「ホワイトマウンテニアリング」はTシャツとジャージーの胸元に今回のためだけに製作した架空のサッカーチームのエンブレムを施した。30日からは各ブランドの一部店舗でも取り扱う予定だ。
ポップアップのタイトルにもある“勝色”は、サッカー日本代表が着用するホームユニホームのコンセプト。勝色は日本の伝統色である深く濃い藍色で、かつて武将が戦いに挑む際に身につけた鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地の中で、最も濃い色とされていたもの。勝色の藍を出すためには布を叩きながら染めるため、「叩く=褐(濃い藍色)=勝つ」にかけて、勝利への験担ぎとして採用された。
なお、日本代表は6月19日に前回大会で1-4の敗戦を喫した南米の強豪コロンビアとの初戦を迎え、25日にセネガル、28日にポーランドと激突。10年の南アフリカ大会以来2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を目指す。