ビジネス

エディの下に「サンローラン」時代のチームが再集結

 エディ・スリマン(Hedi Slimane)が2月に「セリーヌ(CELINE)」のアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターに就任して以来、「サンローラン(SAINT LAURENT)」時代のチームがエディの下に再び集結している。

 2012年から15年まで「サンローラン」のニューヨークオフィスに所属し、直近までロンドンのオークションハウス、クリスティーズ(CHRISTIE’S)のコミュニケーション・マネジャーを務めたリリアン・バード(Lilian Bard)は、「セリーヌ」のニューヨーク担当のプレス・マネジャーに就任した。

 さらに、ロサンゼルスのセレクトショップ、マックスフィールド(MAXFIELD)の前チーフ・ブランディング・オフィサーだったピーター・ウーツ(Peter Utz)は、クチュールおよびイベント担当のディレクターに就任した。ウーツ=ディレクターは「サンローラン」のロサンゼルスチームに所属していた人物で、マックスフィールドに「フィア オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」「ヴェトモン(VETEMENTS)」「レディメイド(READYMADE)」などをそろえたことで知られる人物だ。

 エディは「セリーヌ」でウィメンズウエアの他、メンズのウエア、オートクチュール、フレグランスを統括し、ファーストコレクションを9月の2019年春夏パリ・ファッション・ウイークで披露する。また、情報筋によるとロサンゼルスを拠点としてクリエイションに臨み、セリーヌ本社のあるパリとロサンゼルスを頻繁に行き来する予定だという。

CELINE x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。