アシックス(ASICS)の創業者・鬼塚喜八郎が誕生して5月29日で100年を迎える。鬼塚は1949年にアシックスの前身となる「鬼塚株式会社」を設立。2007年に89歳で亡くなるが、創業理念である“健康な身体に健全な精神あれかし”は、現在のアシックスにおいてなお、製品イノベーションからチャリティー協賛まで、全ての活動の原動力となっている。今回、生誕100周年を記念し、鬼塚が生前に描いたヒマワリのデザインに思いを込め、シューズとアパレルを限定発売する。
ヒマワリ色の限定コレクション
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シューズは鬼塚の生まれ年である1918年にちなんで、3モデル合計1918足の数量限定。同社の展開する「アシックス」と「アシックスタイガー(ASICS TIGER)」「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」の3モデルをベースに、鬼塚のヒマワリをイメージし、鮮やかなオレンジ、黄色、赤、緑の配色をデザインに落とし込んだ。
「アシックス」「アシックスタイガー」「オニツカタイガー」の一部店舗を除く各ブランドの直営店とイセタンオンラインストアで発売する他、5月30日~6月4日に伊勢丹新宿本店本館7階=催物場で行うイベント(下記参照)でも取り扱う。
終わりなきテクノロジーの追求
鬼塚喜八郎はスポーツを通じて若者たちの健やかな心身の成長を支えたいと願い、戦後復興のさ中、ベストなモノを提供したいと考えた。その思いは、創業当時から変わらず、アシックスの理念として、今も息づいている。 ヒマワリは、実は鬼塚が80歳頃から描き始めた絵だ。ポール・マイルズ統括部長は、「ヒマワリは太陽に向かって育っていく力強さを象徴しており、鬼塚喜八郎その人や創業理念を明るく表現していけるモノ。今回はいくつかあるヒマワリの絵の中から亡くなられて完成しなかった“未完成”のモノを選んだ。未完成であるということはすなわち、終わることがないベストへの追求。まさにアシックスの現在を表しており、終わりのない明るい未来と捉えている。会社の存在意義や創業理念を伝えるために今回初めてブランドの垣根を越えて、3ブランドの展開に踏み切った」と話す。
特別イベントで体感
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伊勢丹新宿本店本館7階=催物場では5月30~6月4日、「KIHACHIRO ONITSUKA 生誕100周年 by ASICS ~鬼塚喜八郎が描いた未来~」を開催する。今回発売する限定アイテムを一堂にそろえる他、アーカイブ商品も展示。注目は日替わりで実施するフィットネスアクティビティーの体験イベントだ。元新体操選手の畠山愛理やラグビー日本代表の畠山健介をゲストに迎える。詳細・申し込みはパスマーケットで「ASICS」と検索。
アシックスお客様相談室
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