アシックス(ASICS)は、2007年に逝去した創業者・鬼塚喜八郎の生誕100周年を記念し、シューズとアパレルを鬼塚の誕生日である5月29日に発売する。生まれ年の1918年にちなんで、シューズは合計1918足の数量限定。同社の展開する「アシックス」「アシックスタイガー(ASICS TIGER)」「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」の代表モデルをベースに、鬼塚が生前描いたヒマワリをイメージし、鮮やかなオレンジ、黄色、赤の配色をデザインに落とし込んだ。
今回ラインアップするのは、「アシックス」が“かつてないクッション性”をコンセプトに開発したランニングシューズ“ゲルクォンタム360(GEL-QUANTUM 360)”(2万円)と、「アシックス タイガー」が1990年代に販売したランニングシューズ“ゲルマイ(GEL-MAI)”(1万6000円)、「オニツカタイガー」が1975年に米国で発売した“タイガー コルセア(TIGER CORSAIR)”(1万3000円)のシューズ3型。加えて、サステイナビリティに配慮したTシャツ(1万6500円)と、ジャージーパンツ(1万2500円)をそろえる。Tシャツ、ジャージーパンツには、アシックス史上初となる3ブランドのロゴが並び、シューズボックスもロゴを並べた特別仕様となる。
鬼塚の描いたヒマワリには、「ヒマワリが太陽に向かって伸びているように、人々が明るい未来に踏み出す手助けをしたい」という思いを表現している。未来を担う次世代の育成に生かすため、本商品1点の売り上げにつき、10ドル相当(約1090円)を国際NPO「ライト トゥ プレイ(RIGHT TO PLAY)」に寄付する。
「アシックス」「アシックスタイガー」「オニツカタイガー」の一部店舗を除く直営店とオンラインストアで発売する。また、5月30日~6月4日に伊勢丹新宿本店本館7階で行うイベント「KIHACHIRO ONITSUKA 生誕100周年 by ASICS ~鬼塚喜八郎が描いた未来~」でも販売する。イベントでは、アーカイブ商品の展示やその他の限定商品の販売、フィットネスアクティビティーの体験イベントなどを実施する。元新体操選手の畠山愛理や、ラグビー日本代表の畠山健介が登壇予定だ。