ギャップ(GAP)が、台湾などを除いた中国本土のみを描いた地図をプリントしたTシャツを販売したことについて、批判を受けて謝罪したとロイター(REUTERS)など複数の媒体が報じている。事の発端は中国版ツイッターであるウェイボーだ。あるユーザーが、カナダの店舗で売られていたという、南チベット、台湾、南シナ海などが含まれない“不正確な”中国地図のプリントTシャツを投稿したところ、非難が相次ぎ、炎上状態となった。中国政府は、台湾など当該地域の領有権を主張している。
これを受けて、ギャップはウェイボーの公式アカウントに、「ギャップは中国の主権と領土問題を尊重する。このミスは意図的なものではない。非常に申し訳なく思っている」といった旨の謝罪文を5月14日に投稿した。