ファッション
連載 紙面と連動 時計動画を語る

雄大な自然の風景とBGMで「モンブラン」は冒険登山の世界描く

 「WWD JAPAN.com」は5月19~25日、21日発売のファッション週刊紙「WWDジャパン」時計特集内の記事「時計を売るのに!?時計がほとんど登場しない動画続々」と連動し、紙面で紹介した時計・宝飾ブランドの最新動画について、フルバージョンのムービーを含む詳報記事をアップする。

 「モンブラン(MONTBLANC)」は今年、冒険に満ちたクライミングのスピリットを抱いた“モンブラン 1858 コレクション”を発売した。ライン名に用いた「1858」という数字は、現在はモンブランが所有するスイスの有名時計工房ミネルバ(MINERVA)の設立年。ミネルバの創業160周年を記念して、この工房が1920~30年代には軍隊や冒険登山に欠かせないプロ仕様の時計を作っていたことから、正確で、視認性が高く、過酷な環境下にも耐えられる堅牢さを兼ね備えた時計を発売した。

 そんな新作を紹介する動画もまた、男の冒険心を掻き立てるものだ。雄大な山の風景に始まるムービーは、同じく壮大なムードのBGMとともに、山の頂を目指す男性たちにフォーカス。時計ディテールショットとともに、朝日を浴びながら一歩一歩歩みを進める男たちの様子を遠くから見つめる。

 時計は岩の上に置かれ、地図やロープ、カラビナなど、登山にまつわる道具とともに登場。時計の世界観、時計を身に着ける男性のライフスタイルをアピールするファッション的アプローチが顕著なムービーだ。

 時計そのものも、経年変化するブロンズを含む特殊合金を採用したり、ビンテージ加工のカーフストラップもしくはフランスの織物工房で手作業で制作するNATOストラップを用いたり、ファッション的アイデンティティーを備える。


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