ビートたけしがプロデューサーを務める新アパレルブランド「キタノブルー(KITANOBLUE)」が5月17日にデビューした。メンズのカジュアルウエアを中心にゴルフウエアやバッグ、帽子などの小物を販売する。一部ウィメンズアイテムも展開する。
運営するのは、同ブランドのために設立されたアパレルメーカーのGONZO。たけし軍団の芸人でもある無法松・社長は「社名には、殿(たけし)の愛犬の名前をいただいた。5月17日は僕の誕生日であり、師匠には本当に感謝している」とコメントした。
たけし本人が描いた絵を裏地に使ったジャケット(7万円)や、たけしのギャグである“コマネチ”のシルエットを刺しゅうしたポロシャツ(1万8000円)やキャップ(6000円)をラインアップする。他にTシャツ(9800円~)やジーンズ(2万4000円~)も取りそろえる。アーティストとしての一面も持つたけしらしく色彩にこだわり、随所に和テイストを取り入れているのが特徴だ。
プライスタグの付いたサンプルを見たたけしは「思った以上に高いな(笑)。でも、洗っても色落ちしないんだろ?『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で作ったトレーナーは色落ちして困るって評判が悪かったから、しっかり頼むよ!」と無法松社長にエールを送った。
17日に立ち上げたECサイトで予約受け付けを開始しており、7月から順次デリバリーする。ブランドは単発企画ではなく、今後も継続していく。無法松社長は「百貨店やセレクトショップに向け、卸も行いたい」と述べた。冬に向けては「“ドカジャン”を作りたい」という。イメージはたけしが扮する人気キャラクターの鬼瓦権造で、「ここにも何かしらの形で殿のアートワークをプラスしたい」という。