AOKIは、都心の旗艦店である「アオキ」渋谷宮益坂店のウィメンズエリアを大幅改装して、5月19日にオープンした。宮益坂店はウィメンズ売り上げの構成比が全店舗の中でも上位で、AOKIウィメンズのブランド価値を訴求するのに最適な店舗と位置付ける。内装や什器から、ウィンドー、ショッパーにいたるまでウィメンズに関する内容を全面刷新した。売り場面積は改装前の約1.4倍の90平方メートルに拡大した。
店内は通勤やオフィス、出張など、働く女性が日々過ごす仕事のシーンに沿ってエリアを構成し、着用シーンをイメージすることができる商品を展示している。内装には1960年代の海外ドラマのスタジオセットをイメージしたかわいらしい小物が散りばめられており、女性が楽しんで買い物ができる空間となっている。また、店外通路のウィンドーをウィメンズ単独の商品展示にするなど、店内外ともに商品ディスプレーを工夫した。
接客面においては、商品知識やコーディネート提案などの接客技術の社内資格を持つ「レディーススタイリスト」がスタイリングをサポートする。
今回の改装は、2017年から商品戦略パートナーを務める齊山陽子クリエイティブ・ディレクターが監修。オフィスシーンを切り取ったウィンドーやフォトスポットを用意することで、20〜40代の働く女性の客層拡大を図り、中長期的にAOKIブランド全体におけるウィメンズ売り上げ構成比を現在の17%から20%に引き上げることを目指す。