オアシススタイルウェア(東京、中村有沙・社長)が作るスーツ型作業着“ワークウェアスーツ(WORK WEAR SUIT)”が、三菱地所コミュニティが管理するマンションなどの管理員用制服に採用された。5月22日から都内を皮切りに全国に導入を広げていく。“ワークウェアスーツ”はすでに都内のごみ収集業を手掛けるエール(YELL)が正式導入しているが、マンション管理業界では初めてとなる。
“ワークウェアスーツ”は“スーツを作業着にする”というコンセプトのもとにストレッチ性、防水性、はっ水性など作業着としての機能とフォーマル感を両立させたスーツ型作業着で、見た目はビジネススーツと変わらない。さらにウエストゴムやファスナー付きポケットなど、利便性も備える。
マンション管理員がこれまで着用していたのは清掃・設備業界に多いつなぎやポロシャツなどだった。“ワークウェアスーツ”の採用によってファッション性や清潔感も表に出して、管理員の業務意識の変革、作業の効率化を目指すだけでなく、人材確保や業務満足度の向上も目指す。