「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)と、ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターとしての契約を更新したと5月23日に発表した。ニコラは、2013年にマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)の後任として現職に就いた。
ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「ニコラと共に『ルイ・ヴィトン』のウィメンズウエアの旅を続けていけることは、とても喜ばしいことだ。彼は『ルイ・ヴィトン』の女性像を打ち立て、ブランドのビジネスを大きな成功に導いた立役者だ」と称えた。
ニコラは「5年前に『ルイ・ヴィトン』と共に歩み始めたストーリーの次の1章を、またこうして共に開くことができることを非常にうれしく思う。歴史と革新の探求の2つのバランスを取ることは、常に私の仕事の重要な部分であり、『ルイ・ヴィトン』の歴史の中核部分でもある。今まで表現してきたものを、今後さらに発展させていけることを楽しみにしている」と語った。
マイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼CEOは「今後もニコラと共に仕事ができ、そして彼が『ルイ・ヴィトン』にもたらしてくれるエネルギーを感じることに期待を膨らませている。これまで彼と共に達成した業績を誇りに思うと共に、今後どのようにさらなる飛躍を遂げるのか、非常に楽しみにしている」と話した。
なお、ニコラの進退については、近年さまざまな憶測が飛び交っていた。