ファッション

バッグが人気の「ハーシェル サプライ カンパニー」が渋谷に旗艦店を出店

 2009年にカナダのバンクーバーで創業されたカジュアルブランド「ハーシェル サプライ カンパニー(HERSCHEL SUPPLY CO.以下、ハーシェル)」は5月25日、東京・渋谷に旗艦店(東京都渋谷区神宮前6-18-11)をオープンした。「ハーシェル」は09年に日本に上陸して以降、バッグブランドとして、バックパックやトートバッグなどを中心に販売。5000~1万円台強という手ごろな価格帯やメンズからウィメンズ、キッズまで幅広いラインアップで支持を得てきた。

 18-19年秋冬から「ステューシー(STUSSY)」などをライセンス展開するジャックと日本における輸入代理店契約を締結。ジャックが輸入元として店舗の運営などを行い、すでに3月21日、福岡パルコに期間限定のインショップを開いた。

 今回オープンする渋谷店は「マウンテンハードウェア(MOUNTAIN HARDWEAR)」の跡地で、総面積約130平方メートルの2層構造。ジェイミー・コーマック(Jamie Cormack)=ハーシェル サプライ カンパニー共同創立者は「これまでは卸がメーンだったが、直営店を出店することで世界共通のブランドイメージを確立させたい。渋谷店は最高のロケーション。世界の『ハーシェル』の店舗同様、ウッドとコンクリートを使ってクリーンなイメージを打ち出す」と話す。メーンとなるバックパックやトートバッグの他、キャリーケースやアパレル、ヘッドウエアなど幅広いアイテムを扱う。

 秋には大阪にも路面店をオープンし、5年後には全国に25~30店舗の出店を予定する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。