ファッション

パルコなど3社がVRを使ったファッション作品のアワード開催

 パルコとPsychic VR Lab、ロフトワークの3社はファッションとカルチャー、アートの3分野のVRコンテンツを募るアワード「ニュービュー・アワーズ 2018(NEWVIEW AWARDS 2018)」を開催する。これまでゲームなど一部にとどまっていたVR(仮想現実)を、ファッションなどのライフスタイル全体に広げることが目的。山口征浩Psychic VR Lab社長は「近未来にはすべてのクリエイターが3次元のVR空間を手に入れられるようになる。そうした近未来に先駆け、新しい“超体験のデザイン”をけん引する次世代クリエイターを発掘したい」と意気込む。最高賞のゴールド(1作品)が2万ドル(約220万円)、シルバー(3作品)が5000ドル(約55万円)の賞金が授与される他、ファイナリストは8月末に東京・青山の「ギャラリーX バイ パルコ(GALLERY X BY PARCO)」で展示する。最終審査結果は10月上旬に発表する。

 VRのソフトウエアとして、Psychic VR Labが提供するVRのクラウド制作サービス“スタイリー(STYLY)”を使用する。“スタイリー”はインターネット経由で使用できるVRの制作サービスであるため、高価なPCやツール、プログラミング知識が不要で、3Dデータや画像、動画などを使用できる。

 募集期間は6月1日から7月31日まで。審査員には編集者の伊藤ガビン、アーティストのm-flo、パルコの泉水隆・常務執行役、音楽家・シンセサイザープログラマーの松武秀樹らが務める。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。