英百貨店セルフリッジ(SELFRIDGES)は、エディトリアル・イメージを通してラグジュアリーの現在と未来を扱うことを目的としたZINE「ラディカル ラグジュアリー(Radical Luxury)」の第1号を発行した。
「ラディカル ラグジュアリー」は28枚の両面ポスターで構成されており、セルフリッジが今秋打ち出す商品やブランドをイラストや写真で紹介する。新進気鋭のイギリス人デザイナー、チャールズ・ジェフリー(Charles Jeffrey)が描いた、彼が今季の“IT”バッグだと考える「プラダ(PRADA)」の最新バッグのイラストや、若手の英ジェンダーレスブランド「アート スクール(ART SCHOOL)」のデザイナーデュオが撮り下ろした「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」「ボーイ(BOYY)」のバッグの他、セルフリッジが今のラグジュアリー界をけん引すると考える3人、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズ・アーティスティック・ディレクター、フォトグラファーのノーバート・ショルナー(Norbert Schoerner)、ロンドンの美術館サーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Galleries)のハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)=アーティスティック・ディレクターのインタビューを掲載する。同誌には、120人のクリエイターやライターが協力している。
また、セルフリッジは1階部分を改装中で、世界最大規模のアクセサリー売り場となるアクセサリーホールを開設する。完成した部分から順次オープンしているが、その第3弾となるオープンではパリの老舗トランクメゾン「モワナ(MOYNAT)」や、青山フラワーマーケット(Aoyama Flower Market)が登場する。