イタリアのシューズブランド「プレミアータ(PREMIATA)」は、東京・銀座にブランド初となる旗艦店を5月26日にオープンした。約83平方メートルの敷地には、本国イタリアと同じ照明器具や什器を使用。ブランドのアイコンでもあるカタカナの“ホ”のようなロゴが配されたスニーカーやドレスシューズの他、銀座店限定のアイテムをそろえる。
オープンに合わせ来日したグラッツィアーノ・マッツァー(Graziano Mazza)=プレミアータCEOは「1990年に日本での販売を開始して以降、初の旗艦店だ。ここからどのようにブランドを日本に広め、発展させていけるかが重要。やみくもにブランドを広げるのではなく、ファッション感度の高い人々に広めていきたいと考え、銀座に出店した」と語る。同ブランドの日本の売り上げはグローバルの5%程度だが、「まだまだ成長が見込める。日本のシューズマーケットはファッションと同じく、多様化している。『プレミアータ』にはクラシック、ファッション・クラシック、スニーカー、ラグジュアリー・スニーカーという4ジャンルのシューズがあり、多様化する日本のマーケットに対応していく」と続けた。
「プレミアータ」は85年にイタリア・モンテグラナーロで創業したGMエンドレス社が手掛けるブランド。90年に日本での販売を開始し、17年からはウエニ貿易と販売契約を結んでいる。