アシックス(ASICS)は5月30日、伊勢丹新宿本店本館7階の催物場で創業者・鬼塚喜八郎の生誕100周年を記念したポップアップイベント「Kihachiro Onitsuka 生誕100周年 by ASICS ~鬼塚喜八郎が描いた未来~」をスタートした。6月4日まで、歴代商品の展示や限定商品の販売の他、フィットネスアクティビティーの体験イベントなども実施している。
会場を彩ったヒマワリのモチーフは鬼塚が生前に描いたもので、「ヒマワリが太陽に向かって伸びているように、人々が明るい未来に踏み出す手助けをしたい」という思いが込められている。会場エントランスには、鬼塚が描いたヒマワリのレプリカが飾られた。エントランスから奥に続くアーカイブコーナーには、1953年に作られたバスケットボールシューズから陸上男子100mの日本記録保持者、桐生祥秀・選手が日本記録を出した大会で実際に着用していたスパイクシューズやエンゼルスの大谷翔平・選手用野球スパイクシューズまでアシックスの軌跡が分かるアイテムを展示。来店客は貴重なシューズの展示を珍しそうにスマホの写真に収めていた。
フィットネスアクティビティーでは一足先に関係者を招き、ヨガの体験会を実施。ウェルネスを標榜するマッシュホールディングスやパーソナルトレーニングで有名なフラックスコンディショニング、アウトドアフィットネスなどでも知られるビーチタウン、暗闇フィットネスでもおなじみのベンチャーバンクなどと協業し、ヨガやエクササイズを開講する。6月2日と3日には、元新体操選手の畠山愛理とラグビー日本代表の畠山健介・選手をゲストに迎える予定だ。