ヘアサロン「サン バレー(SUN VALLEY)」の代表を務める朝日光輝ヘアメイクアップアーティストが、ダイソン(Dyson)の新製品発表会に登場した。2人のモデルを相手に、ヘアドライヤーで作り上げるトレンドスタイリングを実演した。
ボブスタイルにウエーブがかかった女性モデルを前に、朝日ヘアメイクアップアーティストは「全部ブローするのはめんどくさいと思うので、顔まわりだけでもいい。顔まわりや表面というのは、品を感じさせる部分なので艶を出すことが大事」とブローのポイントをレクチャー。ブラシで顔まわりの毛を取り、引っ張るようにブローしていくと、全体にかかっていたウエーブとのメリハリが生まれ、フロントとフェイスラインに艶が出たことで洗練された印象に仕上がった。
ストレートのロングヘアの人には、動きをつけたい時や、朝忙しくて時間がない時におすすめのアレンジを伝授。毛先をねじり、ねじった髪の束を巻きつけるようにまとめたら、ドライヤーで熱をしっかり当てる。そしてまとめた髪をほどいて下から軽くブローすると、ナチュラルで動きのある今どきのウエーブスタイルが完成した。ポイントは、「ロングのウエーブスタイルは持ち上げて、風の力で伸びてしまわないようにする」こと。「前髪などは何回もやらなくていいので、一度熱を入れて艶とボリュームを出す」とポイントを語った。
普段からダイソンのドライヤーを愛用しているという朝日ヘアメイクアップアーティストは、「これまで美容師は、腕を振りながらドライヤーを使って、熱を当てすぎずにブローするテクニックを身につけていた。ダイソンのドライヤーは熱をコントロールしてくれるから、その必要がない。後輩の教育も考え直さなくてはいけない(笑)」とその魅力を語っていた。