眼鏡企業ジンズ(JINS)が、国内外のトップデザイナーとのコラボレーションにより新しい眼鏡デザインを追求する「ジンズ デザインプロジェクト(JINS DESIGN PROJECT)」で、第2弾に起用したのはドイツのプロダクトデザイナー、コンスタンティン・グルチッチ(Konstantin Grcic)だ。グルチッチは1965年生まれで、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートでデザインを学び、91年、ドイツのミュンヘンに自身のデザインオフィスを開いた。「カッシーナ(CASSINA)」「無印良品」などのデザインを手掛けている。眼鏡デザインは初挑戦で、ラウンド型のみの8型。価格は5000円、8000円、1万2000円(度付きレンズ代込み)で6月14日、全国の「ジンズ」店舗と「ジンズ」オンラインショップで発売される。
グルチッチは、「ファッションと機能が融合したプロダクトデザインへのチャレンジだ。同じラウンドシェイプでありながら、どれも違ったキャラクターを持つ、素晴らしいデザインに仕上がったと思う」とコメントした。
発売を記念し、「ジンズ」渋谷店でグルチッチがデザインした眼鏡ケース(1900円)50点を限定販売する他、6月15日~7月16日の期間、同店2階のイベントスペースで、デザイン過程のスケッチや3Dモックアップなどの展示イベントを行う。
「ジンズ デザインプロジェクト」は、“メガネの本質からデザインする”をコンセプトとして昨年10月にスタート。第1弾はイギリスのプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)を迎え、“究極に洗練された普通のメガネ”を発売した。