三陽商会のシャツやカットソー、ニットを中心にするブランド「サンヨー・エッセンシャルズ(SANYO ESSENTIALS)」は、2018年秋にブランド名を「エス エッセンシャルズ(S. ESSENTIALS)」に改称する。“S”はスペシャリティー(Speciality)の略で、75年の歴史を持つ同社の素材やデザイン、パターン、縫製などの特性を意味するという。
同ブランドはECを軸にしたブランドとして15年にスタートし、現在は同社旗艦店の三陽銀座タワーと、東京ミッドタウン日比谷の紳士靴店「三陽山長」店舗でも取り扱いがあるが、9月25日に開業する日本橋高島屋S.C.の新館3階に初の単独直営店を開く。同店では「エス エッセンシャルズ」の他、「サンヨーコート(SANYO COAT)」「100年コート」なども取りそろえる。
三陽商会は「エス エッセンシャルズ」と「三陽山長」の2ブランドをコーポレートブランドと位置付け、19年には25億円の売り上げを目標にしている。