ソニーは、銀座・数寄屋橋交差点の旧ソニービルの跡地に期間限定の新施設「銀座ソニーパーク(GINZA SONY PARK)」を8月9日に開園する。2020年秋までの期間限定の施設で、地上にはビルを建てずに約770平方メートルの公園として運営する。4層の地下には店舗を入れ、目玉として藤原ヒロシがコンビニエンスストアをテーマに開発したコンセプトショップ「ザ・コンビニ(THE CONVENI)」が出店する。
1966年から昨年3月まで銀座のランドマークとして親しまれたソニービルの公共スペース「ソニースクエア」を発展させるコンセプトで企画された。約2年間の期間限定で、22年には“公園”のコンセプトは変えずに拡張させる形で新しいソニービルを竣工する。
地上部分は“買える公園”を掲げる。公園に植えられるのはプラントハンター西畠清順氏が世界各地から集めた植物で、購入することもできる。公園内にはTOKYO FMのサテライトスタジオ、「トラヤカフェ・あんスタンド」のポップアップストアも設置する。
地下1階に入る「ザ コンビニ」は藤原ヒロシが監修、ジュンが店舗運営を担う。ここでしか手に入らないユニークなアイテムを取りそろえ、新しいカルチャーを発信する。藤原ヒロシとジュンは旧ソニービルの地下で「ザ・パーキング銀座(THE PARK・ING GINZA)」を16年春から17年春まで1年間営業しており、再び同じ場所に戻る形になる。
その他、地下にはミシュラン星獲得店による飲茶スタンド、体験型の催しを行うイベントスペース、クラフトビール専門店によるデリ、「トラヤカフェ・あんスタンド」などが営業する。