バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)は2018-19年秋冬シーズン、ボリューム感のあるアウターを大きく打ち出す。そのために、さまざまなブランドを新規導入した。例えば、人工ファーと人工レザーをメーンに扱うニューヨークの「ハウス オブ フラフ(HOUSE OF FLUFF)」では、毛足の長いファーのベストなどを買い付けた。同じくニューヨークの「ジャスト ドリュー(JUST DREW)」からはヒョウ柄やポップな色のフェイクファーアウターを、カナダ「バイアニュアル(BIANNUAL)」からはリサイクル素材の中綿を用いたスポーティーなアウターを買い付けた。
シーズンテーマは“タッチ”。シャギー素材やファー、ニットのバリエーションで、見ても触っても温かな心地よさが感じられるアイテムをそろえる。また、ファッションを通じての交流や、共有することで人と人とが温もりを感じられるようなイベントを仕掛けていくという意図もある。
キーアイテムのボリュームアウターに合わせるのは、ベルベットやジャカード、グリッターやレースといった主張のある素材のアイテムだ。スタイリングもパンツにロングスカートをレイヤードするなど、インパクトのあるコーディネートを提案する。
スポーツテイストは主に色で表現する。例えば韓国「スタンドアローン(STAND ALONE)」のオーバーサイズのダウンジャケットをカラーバリエーション豊富にそろえる他、ダウンジャケット以外にもファーやツイード素材も強化する。
17年春夏に“ハイクオリティ”“ハイテクノロジー”“ハイファッション”をコンセプトにスタートしたオリジナルブランド「ハイラインコレクション(HIGH-LINE COLLECTION)」からは、リサイクルカシミアを圧着したコートや、ダウンをシート状にした新ダウンをインナーに用いたウールコートを提案する。
また今年8月に25周年を迎える横浜店では“マリン”をテーマに限定アイテムを多数そろえる。