紙面紹介

これさえ読めば今のメンズ市場が分かる 米「WWD」が選ぶ影響力トップ7

 「WWDジャパン」6月11日号は、米「WWD」が選んだ“メンズファッションを動かすトップ7”を特集します。昨今のメンズ市場は女性がメンズウエアを着るジェンダーレスなスタイルも後押しし、ますます盛り上がりを見せています。そんな中、いまだカニエ・ウェスト(Kanye West)の影響力は絶大。彼をメンターとするヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズトップに就任し、カニエのピックアップ力を改めて評価する声が高まりました。

 また、ヴァージルだけではなく、今ファッション業界では、カニエが才能を見出し、クリエイティブやアートワークの仕事に関わっていた人材が頭角を現し始めています。そんな拡がるカニエファミリーを相関図で詳しく紹介し、それぞれをバイオグラフィーで解説。彼自身のブランド「イージー(YEEZY)」も徹底解剖しました。

 さらにカニエの巻き起こす波に乗っている「アディダス(ADIDAS)」やラグジュアリーブランドも注目する高級EC「ミスターポーター(MR PORTER)」のすごさも検証しています。さらにダッドシューズやウエストポーチの火付け役「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「CFDAアワード」メンズ賞を獲ったばかりの「シュプリーム(SUPREME)」、完全復活した「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」についても分かりやすく紹介。これさえ読めば今のメンズの潮流が語れる一冊となっています。

 ニュース面では、NYの自宅で遺体で発見されたケイト・スペード(Kate Spade)について、日本人初の「LVMHプライズ」を優勝した「ダブレット(DOUBLET)」の井野将之デザイナー、ハースト婦人画報社の新社長に就任したニコラ・フロケ(Nicolas Floquet)などを取り上げています。そして、「ルイ・ヴィトン」と「グッチ(GUCCI)」のクルーズも必見です。両ブランドは今年、くしくも南フランスを開催地に選びました。“深読み”を加えつつ、大々的にレポートしています。

 また、連載「ミステリーショッパーが行く!」は伊勢丹新宿本店をピックアップ。「ファッション業界人物列伝」は遠山正道スマイルズ社長が登場します。業界界隈からじわじわと人気が高まっている第3回「バイヤーはつらいよ」は、バーニーズ ニューヨークのバイヤーに話を聞きました。ファッションパトロールは人気インスタグラマー、ひこ乃の1日に密着しています。

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