“史上最高のプレイヤー”との呼び声高いスイス出身の男子プロテニス選手ロジャー・フェデラー(Roger Federer)が、ナイキ(NIKE)からユニクロ(UNIQLO)へ契約を変更したと複数の海外メディアが報じている。
報道によるとフェデラーは今年3月に、ナイキとの年間30億円の10年契約が満了。7月2日のウィンブルドン選手権の開幕に合わせ7月からユニクロと年間30億円の10年契約で新たにパートナーシップを締結したという。
フェデラーはキャリア初期の2002年からナイキとスポンサー契約を結び、コラボテニスウエアや“エア ジョーダン 3(AIR JORDAN 3)”を発表するなど良好な関係を築いていた。一方でユニクロは、柳井正ファーストリテイリング(FAST RETAILING)会長兼社長がテニス好きということもあり、錦織圭や国枝慎吾らのウエアをサポートしている他、昨年までの5年間はセルビア出身で元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novac Djokovic)がグローバルブランドアンバサダーを務めていた。
なお、フェデラーは「メルセデス・ベンツ(MERCEDES BENZ)」や「ロレックス(ROLEX)」などのスポンサー契約で知られ、「フォーブス(FORBES)」誌の2017年度アスリート版世界長者番付では、元プロボクサーのフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.)、サッカー選手のリオネル・メッシ(Lionel Messi)、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、総合格闘家のコナー・マクレガー(Conor McGregor)、サッカー選手のネイマール(Neymar)、バスケットボール選手のレブロン・ジェームズ(LeBron James)に次ぐ7位にランクインしている。