ファッション

「アディダス オリジナルス」から新作スニーカー“P.O.D.システム”登場 特徴は3つに分かれたソール

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は6月16日、新作スニーカー“P.O.D.システム(P.O.D.System)”を世界同時発売する。

 “P.O.D.システム”の“P.O.D.”とは、1990年代中頃のランニングシューズに初めて用いられたクッショニング“Point of Defection”の略で、スニーカーでは珍しく、ソールをベースに全体のデザインが考えられた。

 前部、中央部、後部の3つに分けることができるゴツめのソールのデザインは、同じく90年代のランニングシューズ“EQT クッション 95(EQT CUSHION 95)”などに使用されていた「Podular ソール」がベース。前部に「EVA」、後部に「BOOSTフォーム」と衝撃吸収性と反発力を兼ね備えた2つの素材を用い、その2つをつなぐ中央部に足のねじれをコントロールするために新たに開発された「Point of Defection Bridge」を採用した。歩行時に地面との間に高い反発力を生み出しながらも、安定感のある快適な履き心地を実現している。

 これらの3つのソールの組み合わせは、開発中に何百通りも考えられたという。

 アッパーにはメッシュ素材が使用され、ファーストモデルはブラックがメーンカラー。差し色として「Point of Defection Bridge」がネオンイエロー、シュータンのズレを簡単に直せるパーツとヒールタブがネオンブルーで取り入れられている。価格は1万6000円で、旗艦店アディダス オリジナルス フラッグシップストア トウキョウをはじめ、「アディダス オリジナルス」直営店舗や公式オンラインストア、一部セレクトショップで販売する。

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