コスメディ製薬は7月末、独自の経皮吸収技術を用いたシート貼付型サプリメント「貼るラボ」4種(各2100円)を発売する。自社サイトで7月中旬から予約を受け付ける。
同社が2008年に開発した“ヒアルロン酸マイクロニードル”を応用し、角層まで直接成分を届け、毛細血管を伝って全身に循環する仕組みだ。経口摂取の場合は胃、小腸、肝臓を通るために、内臓に負担がかかる上、錠剤で10%、カプセルで20%しか吸収されないといわれるが、経皮の場合はおよそ40%が体内に取り込まれる。また、経口の場合は摂取後、一時的に成分の血中濃度は上がるものの持続せず、1日に3〜4回摂取する必要があったが、「貼るラボ」の商品は24時間かけて継続的に摂取が続くため、効率的かつ手間がかからない。さらに医療用テープを使用し、肌のかぶれや着用の違和感などを和らげている。
サプリメントは、食事や栄養の偏りが気になる人のための「ビタミンBミックス」、飲酒機会の多い人のための「ハングオーバー」、きれいな肌と体作りを目指す人のための「ビタミンACE」、多忙な人のための「エネルギーミックス」を用意する。使用方法は、体毛の少ない胸元や二の腕などに1日1枚貼るだけだ。「ハングオーバー」は20枚、その他は30枚入りとなっている。