玉田翔太(24)によるストリートウエアブランド「ティー(TTT_MSW)」は6月14~17日、企画展「COME INTTTO FLOWER」を東京・中目黒のギャラリー、コンプレックス ブースト(COMPLEX BOOST)で開催している。花をテーマに、3組のアーティストが作品を展示。それぞれ生花、レントゲン写真、CGによる三者三様の花を表現している。
フラワーアーティストのアレキサンダー・ジュリアンは、ダークトーンの生花と植物で会場を装飾した。クリエイティブ・ユニットのシムスティム オブジェクツ(Simstim Objects)は、花のレントゲン写真と、レントゲンフィルムを映し出す機器のシャウカステンを使ったアートを展示する。CGアーティストの衛藤隆世は、花や植物が揺れ動く1分間のCG映像を5本制作し、デジタルアートディバイスのフレイムドに映し出したCG作品(15万円)を展示販売している。
同展を記念して、「ティー」は3種類のTシャツを販売中だ。いずれもフロントはブランド名のシリコンタグを付けたデザインで、1種類はラッパーのQiezi Maboとコラボしたグラフィックを背にプリントし、もう2種類は花のグラフィックプリントを施したもの。価格は8500円。
玉田は花をテーマにした理由を「この半年間、毎日花を買い続けて気づいた花の持つ美しさと力を表現したいと思った。2018-19年秋冬のファッションショーでも植物の演出を依頼したアレキサンダー・ジュリアンや、ブランドのラックなどの什器を作ってもらったシムスティム オブジェクツ、同い年の衛藤君ら、普段から交流のある仲間と同じ感覚を持って仕事ができた」と語る。
開幕前夜には中目黒のクラブのソルファでオープニングイベントを開催した。THE OTOGIBANASHI'SのBimとYEN TOWNのkZmが一夜限りでユニットを組んでパフォーマンスをした他、Opus Inn、OKAMOTO'Sのオカモトレイジら玉田と交友のあるアーティストが登場した。
■COME INTTTO FLOWER
会期:6月14~17日
時間:12:00~18:00
場所:コンプレックス ブースト
住所:東京都目黒区青葉台1-15-10 1階