「自由な心に満ち溢れた、温かみのある女性。楽しく、ハツラツとした気持ちになるような商品を提案した」とロンハーマン(RON HERMAN)の栗元由美子バイヤー。2018-19年秋冬、鍵となるのは色。フォーカスするのはピンクのバリエーションと濃淡のあるホワイトで、特にピンクは10月上旬に大きく打ち出す。
アウターは、ショート丈からロング丈までさまざまなダウンジャケット、多彩なピーコート、ボックス型やショート丈のデニムジャケット、ファーのベストやコートに力を入れる。アイテムは他にもセットアップやデザインニット、裾にデザインを加えたジーンズを強化する。柄は、ヒョウとチェックが推しだ。足元は折り返し型やソックス型などのショートブーツや鮮やかなフラットパンプスを、バッグは、メッシュやかごなど軽い素材のものやクロスボディー型をそろえる。
コーディネートのイチ押しは、少しルーズなクロップドトップとドラマティックなAラインスカートといった、ショートアウターとボリュームボトムスの組み合わせだ。また、「他にはないものが欲しい」という顧客の声に応えて、手織りや手刺しゅうのインド・カシミール地方のストールや、フランスのアウターブランド「スプラング(SPRUNG)」がサガファー(SAGA FUR)を用いたコートなど“逸品”をそろえる。