長井かおりヘアメイクアップアーティストが「オンリーミネラル(ONLY MINERALS)」2018年秋コレクションの発表会に登場し、メイクアップ・デモンストレーションを披露した。長井ヘアメイクアップアーティストはモデルや女優のメイクアップを行う傍ら、講師としても全国で活動し、ハウツー本も出版している。今回は、今すぐ真似できるポイントテクニックを紹介する。
肌荒れがひどくてメイクがのらない時
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近年PM2.5などの大気汚染やストレスで、肌状態が不安定な女性が増えている。肌荒れでメイクがのらず自信がない時こそ厚塗りにしがちだが、長井ヘアメイクアップアーティストは“スキンケア付け”を提案する。まず伸びのいいBBクリームを手で全体に伸ばし、「最後に余ったものを手のひらに伸ばして、上から包み込むように押し込んであげる。そうすると肌状態が悪くメイクのりがよくないところも落ち着いてくれる」という。肌荒れすると触るのも神経質になってしまうが、外的刺激から守るためにもファンデーションやクリームを塗ることは大事だという。
艶肌にしたいのに、パウダーのせいでマットになってしまう
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近ごろのベースメイクは艶を重視するアイテムが多いが、塗りたての艶を長時間キープするのは至難の技だ。時間が経ってもマットにならないようにするためにはパウダー自体に含まれるパールなどの艶も必要だが、塗り方が重要だという。ブラシに粉を含ませると「一番最初に塗るのはTゾーン。もっとも崩れやすい部分なので、パウダーをたっぷり塗り込む必要がある」と説明。小鼻は押すように、毛穴が開いていれば押しながらブラシを回して埋めていく。艶を残したい頰は、まぶすように軽いタッチで。
ナチュラルにするつもりが、眉毛の主張が強い時
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太く、ナチュラルな眉毛のブームが続いている。しかし手をかけないと眉毛が濃くなったり主張が強くなったりと、ナチュラルとは程遠い印象になってしまうことに悩む人も多い。そこで長井ヘアメイクアップアーティストは、地肌を染めることを提案。アイシャドウに使用した赤茶のカラーパウダーをスクリューブラシで取り、眉毛の上から地肌に塗っていく。
「眉の下の皮膚を染めることで、黒くて太い眉毛の方も軽やかな印象になる。またアイメイクとの統一感も出る」とレクチャーした。
今回のメイクアップでは、「オンリーミネラル」が9月1日に発売する秋の新作を使用。秋の新作は肌のトーン別に提案されたカラーアイテムが特徴だが、モデルには黄味寄り肌“イエローベース”に提案されたアイテムを使用した。