日本でも7月1日に開催されることが発表された世界最大級のヒップホップフェス「ローリングラウド(Rolling Loud)」がフロリダ州マイアミで5月11〜13日に開催された。
今年で4回目を迎えた同フェスには、トラヴィス・スコット(Travis Scott)やフューチャー(Future)、J・コール(J. Cole)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)率いるN.E.R.Dをはじめ、プレイボーイ・カルティ(Playboi Carti)やリル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)、リル・ヨッティ(Lil Yatchy)、21サヴェージ(21 Savage)、プリンセス・ノキア(Princess Nokia)など大御所から若手までシーンをけん引する140組を超えるアーティストが出演した他、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)やミーク・ミル(Meek Mill)らがサプライズ登場するなど、18万人を超すヒップホップ好きの来場者を熱狂させた。
マイアミの街中での開催ということに加え、昨今のラッパーのファッションアイコン化とも相まって、他フェスに比べておしゃれを楽しむ来場者が多く、チェックやカモフラ柄、レッドやイエローといった原色を取り入れたスタイルが人気。足元はストリートスタイルと相性のよい「ナイキ(NIKE)」の“ジョーダンブランド(JORDAN BRAND)”の着用者がきわめて多い他、衣服が汚れがちな音楽フェスにもかかわらず「グッチ(GUCCI)」のレザースニーカー“アポロ(APOLLO)”や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の“トリプル S(TRIPLE S)”などのラグジュアリースニーカー、「イージー(YEEZY)」と「アディダス(ADIDAS)」の新作スニーカー“YEEZY 500 BLUSH”を履くつわものの姿も見られた。
野外フェスに必須アイテムのサングラスは、日本で人気のウェリントンやサーモントは影を潜め、セレブの間で人気急上昇中のミニサングラスやフォックスなどが支持を得ていたようだ。
また、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の“インダストリアルベルト”を腕に巻きつけたり、「ディオール(DIOR)」の“ブック トート(BOOK TOTE)”を持ったりするおしゃれ上級者に加え、日本からは植野有砂「フィグ&バイパー(FIG & VIPER)」クリエイティブ・ディレクターやモデルの大屋夏南、ソンイらが来場していた。