ストライプインターナショナルは、2月にオープンした東京・渋谷のホテル併設型店舗「ホテル コエ トーキョー(HOTEL KOE TOKYO)」で、「浴衣ナイト」を開いた。「和装という日本のカルチャーを世界に発信したい」(石川康晴・社長)として、同社は2016年から浴衣イベントを開催している。「和装は若い層にあまりなじみがないためか、昨年までは30代以上の客が多かったが、今年は若い層が増えた。和装のハードルが下がってきている」と石川社長は手応えを語った。
イベントに合わせて、「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC & ECOLOGY)」「コエ(KOE)」「イーハイフンワールドギャラリー(E HYPHEN WORLD GALLERY )」など、同社の各ブランドで浴衣を企画し、販売を開始した。帯、下駄とセットで9709円(税込)。「量販店のオリジナルや『ユニクロ(UNIQLO)』の浴衣と、呉服店で販売している浴衣の中間の価格帯の商品として市場を広げていきたい」という。浴衣ナイトでは、同社のファッションレンタルサービス「メチャカリ」を通した浴衣レンタルも行った。