グーグル(GOOGLE)が18日、中国第2位の大手ECサイト「JDドットコム(JD.com)」を運営する京東集団と戦略的提携を締結、5億5000万ドル(約600億円)の出資をしたことを発表した。提携を機に、東南アジアやアメリカ、ヨーロッパなどの地域を対象に、よりパーソナルな小売りソリューションの共同開発などを進める計画だ。また、京東集団がグーグルショッピングに出店し、複数地域での商品の販売を始める。
グーグルのフィリップ・シンドラー(Philipp Schindler)=チーフ・ビジネス・オフィサーは、「私たちは『JDドットコム』とパートナーシップを結び、世界中の小売りに役立つ新しいソリューションを開発することで、便利でパーソナライズされたショッピング体験を提供できるようになることを楽しみにしている」とコメントした。