ファッション

「シャネル」から新香水 ヨーロッパの海辺の町へと誘う香り

 「シャネル(CHANEL)」は新フレグランスコレクション「レ ゾー ドゥ シャネル」全3種(各125mL、1万6000円)を25店舗と公式サイトで発売した。ココ・シャネル(Coco Chanel)が愛した3つの地からインスピレーションを得て、その地への旅へと誘う香りが特徴だ。

 調香は専属調香師のオリヴィエ・ポルジュ(Olivier Polge)が行った。「ドーヴィル オードゥ トワレット」は、ココが初めてブティックを開いた街であるフランスの海辺のリゾート地ドービルをテーマに、その地の情景を表現した。オレンジやバジルのトップノートから、ローズやジャスミンが香るフローラルノートへ転換していく。

 「パリ ビアリッツ オードゥ トワレット」は、ココが2店舗目を開いた海辺の町、ビアリッツがテーマ。サーファーやマリンスポーツの愛好家たちが集まり、海のエネルギーが強い土地であることから、3種の中では最も“水”をイメージした香りだ。グレープフルーツやマンダリンオレンジのトップノートから、シトラスとスズランのみずみずしいノートへ移る。

 「パリ ヴェニス オードゥ トワレット」は、「シャネル」初のジュエリーコレクションの着想源となったイタリアのベニスを描く。パリからイタリアへと向かうオリエンタル急行もイメージとして取り込んでいる。東洋の玄関口であるベニスのオリエンタルな雰囲気はシトラスをベースに、ネロリやレッドベリー、シダーウッドのアクセントを加えて表現。さらに体温で温まるとバニラが穏やかに香る。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。