6月15〜18日に行われた2019年春夏ミラノ・メンズ・ファッション・ウイークの会場付近では、ロゴが空前のブームとなっていた。ストリートファッションの興隆に合わせてブランドのロゴが施されたアイテムはトレンドとなっているが、ミラノは他の都市や前回のコレクション期間と比較してもロゴアイテムの着用者が多かった。
「ヴェトモン(VETEMENTS)」や「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」をはじめ、“ダブルF”を再びミレニアル世代に向けて発信している「フェンディ(FENDI)」や「ヤマハ(YAMAHA)」という意外性のあるブランドロゴまで登場した。
アイテム別では、トラッキングパンツ、ボディーバッグの他、カバナシャツはストライプからフローラル、サファリなど、あらゆるプリントのバリエーションが見られた。ダッドスニーカーのトレンドもランウエイ同様継続しているようだ。
15歳にしてインスタグラムで67万のフォロワーを抱え、あらゆるストリートブランドを着こなすレオ・マンデラ(Leo Mandella)や、デザイナーやアーティスト、DJなどとして幅広く活躍するヘロン・プレストン(Heron Preston)も姿を見せた。