眼鏡専門店チェーンのメガネスーパーを中核企業とするビジョナリーホールディングスが2018年4月期決算を発表した。売上高は計画比5.6%増の217億円、営業利益は同0.2%増の7億円、経常利益は同4.5%減の5億7000万円、純利益は繰延税金資産を計上し同209%増の7億円。店舗数は、前期末比31店舗増の381店舗だった。
星﨑尚彦ビジョナリーホールディングス社長は、「アイケアカンパニーとして行ったさまざまなサービスや施策が結果につながり、数値的目標を達成した」と話した。
同社はメガネスーパーが昨年11月に設立し、東京証券取引所JASDAQに上場。関西のシミズメガネ(11店舗)や青森県のメガネのタカハシなど眼鏡チェーン店のM&Aや、卸販売の新会社ビジョンウェッジ設立、出張訪問販売や来店予約システムの整備など、近年積極的な事業拡大とサービス強化を図っており、メガネスーパーが3期連続の黒字、既存店の売上高は16年2月以降、27カ月連続で前年実績を上回る好調が続いている。
19年4月期の売上高は前年同期比16%増の253億円、営業利益は同61%増の11億円を計画している。