「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、初めてメンズのクチュール“アーティザナル”のコレクションを6月22日11時(日本時間18時)、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで発表する。ジョン・ガリアーノ(John Galliano)がブランドのメンズを手掛けるのは2018-19年秋冬が初めてで、今回が2度目。19年春夏のメンズのプレタポルテは9月、ウィメンズとの合同ショーとして発表する予定だ。
ショーと同時刻には「メゾン マルジェラ」のポッドキャストシリーズ「The Memory of... With John Galliano」の配信をスタートする。ガリアーノ本人が、“アーティザナル”のメンズショーの背景にある思想やアイデアの他、マスキュリニティーとフェミニニティー(男性らしさと女性らしさ)の新定義、メンズウエアのバイアスカットについてなどを語る。アイチューンズ(iTunes)とスポティファイ(Spotify)上で視聴することが可能だ。
またショー会場には、アメリカ人アーティストのトニー・マテリ(Tony Matelli)による彫刻4点を展示。作品は破壊、並置(並べて配置すること)、トロンプルイユ(だまし絵)のアイデアを取り入れるアプローチで、マテリとガリアーノの共通点を見ることができるという。