ファッション

“1968年”を知る Vol.5 形を変えて受け継がれる自由を求める声

【RIGHTS】

 パリ五月革命に象徴されるように、1968年前後、政府や大学などに対する体制批判のムードが高まった。66年には、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)がそのムードに呼応するかのように、プレタポルテライン「サンローラン リヴ ゴーシュ(SAINT LAURENT RIVE GAUCHE)」を開始。ブティックの名は、権威の象徴とされたパリ・セーヌ川の右岸に対して、“左岸”を意味する“リブゴーシュ”だった。2018年5月のハリウッドの映画界を発端に、ファッション業界でもセクハラ告発が相次いでいる。この#MeToo運動に代表されるように、既存の価値観や体制に疑問を投げかけ自由を求める精神は、SNSによって世界に拡散され、大きなうねりを生んでいる。

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WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

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