米大手リセールEC企業のイーベイ(EBAY)が、スニーカー専門のリセールECサイト「コミュニティー スニーカー ドロップ(Community Sneaker Drop)」を6月27日23時(日本時間)にオープンする。同サイトではスニーカー委託販売ショップのスタジアム グッズ(STADIUM GOODS)と提携し、トレンドのスニーカーやレアスニーカーを出品する他、「アディダス(ADIDAS)」や「リーボック(REEBOK)」との提携で限定スニーカーのドロップ(発売)イベントも行う予定だ。
スニーカーのリセール市場はストリートウエアの興隆とともに盛り上がっており、スタジアム グッズをはじめ、「ゴート(GOAT)」や「ストックX(STOCK X)」などのリセールECサイトも続々登場している。「イーベイ」も例にもれず、スニーカーは1日120万足出品され、1.5秒に1足売れているという。イーベイのルネ・パラダイス(Renee Paradise)ファッション部門シニア・ディレクターは、「今ストリートウエアは非常に勢いがある。『イーベイ』でもスニーカーカテゴリーはトップの熱狂ぶりだ。コレクションをそろえたいというスニーカーヘッズの貪欲さは眼を見張るものがある。スニーカーイベントにも引き続き参加し、スニーカーコミュニティーでのプレゼンスを高める。今後も見逃せないドロップやイベントも企画している」と語る。
「コミュニティー スニーカー ドロップ」の立ち上げを記念し、イーベイは26日にスタジアム グッズのニューヨーク・ソーホー店で、絵に描いたような加工をスニーカーに施すアーティスト、ジョシュア・ヴィーダス(Joshua Vides)によるインスタレーションイベントを行う。さらに11月に開催されるストリートウエアの祭典「コンプレックスコン(COMPLEXCON)」にもブースを出展するという。