ファッション

“世界の終わり”を衣装と写真で表現 大門真優子と鈴木さゆりの作品展

 衣装デザイナーの大門真優子と写真家の鈴木さゆりは7月3~9日、作品展「THE WORLD END」を渋谷ヒカリエ8階キューブで開催している。“終焉から始まるストーリー”をテーマにした36作品で、衣装をデザインした大門本人がモデルとなり、北マリアナ諸島の海や岩手県の森などを舞台に鈴木さゆりが撮影した。一部作品は特殊メイクアップアーティストの江川悦子やセットデザイナーの寒河江陽子、VFXスーパーバイザーの道木伸隆とコラボレーションしている。会場では写真の展示販売の他、大門による衣装2点と江川による特殊メイク作品も展示している。入場は無料で、会期中は大門が在廊している。

 大門は「今想像可能な未来の先にいる、改造された人間たちを描いた。撮影後の写真に絵を入れたり、加工を施したりと、不思議な世界観に仕上がった」と話す。

 大門は映画や舞台、テレビの戦隊ヒーローシリーズドラマの衣装を担当する他、アートディレクターとしても活動。10月に公開されるコメディ映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」主演の阿部サダヲの衣装を制作した。鈴木は大自然や水中の撮影を得意とする写真家で、雑誌やカレンダーなどの撮影から映画のスチール写真まで手掛ける。

■THE WORLD END
日程:7月3~9日
時間:11:00~20:00
場所:渋谷ヒカリエ8階CUBE
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1
入場:無料

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