「WWDビューティ」7月12日号は「2018年上半期ベストコスメ」特集です。今年も美容ジャーナリストや美容誌の編集長、美容エディター、メイクアップアーティスト、百貨店のバイヤーなど、30人のビューティファッショニスタの協力のもと、2018年上半期(1月~6月)に発売された製品(リニューアル発売、新色追加を含む)を対象に、全10部門16カテゴリーを選出しました。
昨年大きな話題をさらった「ポーラ(POLA)」の「リンクルショット メディカル セラム」に匹敵するスター製品の不在がささやかれる中でも、総合力で存在感を見せるブランドは健在。美容医療発想のエイジングスキンケア、メード・イン・ジャパン品質、新しい価値観という3つの傾向から上半期の動向を探ります。また、全国有力百貨店だけでなくドラッグ&バラエティーのヒットランキング、美容各誌のヒットコスメも一挙掲載。それぞれに特色のある切り口の賞、選出されたバラエティー豊かな製品にも注目です。
ニュース面では、通販のさまざまな情報発信を行う日本通信販売協会(JADMA)の2017年の事業報告と18年の事業計画発表を紹介。広告表示やクレジット取引決済、詐欺サイト、ネット通販の増加と人員不足でサービス維持が難しくなった“宅配クライシス”など、現在の通信販売が抱える課題や問題、対応策などが語られた、発表会の内容を取り上げました。
また、ポーラ「B.A」から発売される、“印象ゾーンケア”に特化した新作や、ファンデーション、スキンケア、カラーメイクアップ、フレグランスのカテゴリーからそれぞれ新作が登場する「イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」、“髪のお手入れ4大ストレス”に対応して2年ぶりにリニューアルを行う花王のヘアケアブランド「エッセンシャル(ESSENTIAL)」、目元や口元のシワを改善する有効成分“リンクルナイアシン”を配合したコーセー「ワン バイ コーセー(ONE BY KOSE)」のシワ改善クリームを紹介しています。
その他、メイクアップ動画の日本一を決める「ニックス プロフェッショナル メイクアップ(NYX PROFESSIONAL MAKEUP)」コンテストの結果、ブランド再構築を進める「ジュリーク(JURLIQUE)」がリニューアルした新エイジングライン、敏感肌ブランド「ミノン(MINON)」から今秋誕生する20~30代男性をターゲットにした敏感肌シリーズ、東京・青山にオープンしたクレンジングカフェと「パティスリーアンドカフェ デリーモ(PATISSERIE & CAFE DEL'IMMO)」のコラボ店舗、ヘアサロン業界最大級の見本市イベント「第8回 アジアビューティエキスポ」の模様もリポートしています。