会場は六本木の国立新美術館 PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
美術館が映画館と映画の撮影スタジオに様変わり PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
本物の映画館と見まごう客席 PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
来場者はまず“彼女”の姿をとらえたムービーを見る。物語を解説する映画監督のロール・フラマリオン PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
物語はひとりの小説家が“彼女”の周辺の人物を訪ねインタビューをする形で進む。友人役を演じたのは吉田羊 PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
恋人役は俳優の前川泰之。NY在住という設定だ PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
知人の花屋役を演じる市川美和子 PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
会場は映画のセットという設定。出演者の衣装として「エルメス」のアイテムが随所に並ぶ PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
プレビューでは2018-19年秋冬コレクションのファッションショーも行われた PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
これも演出の一部 PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
来場者は“エキストラ”として展覧会に参加する PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
最後のシーン。“作家”は“彼女”の部屋に入るカギを受け取り中に入る。そこで“作家”が見たモノとは…… PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
細かいところまで徹底的にこだわっている PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA
エルメス(HERMES)は東京・六本木の国立新美術館と共催で、観客参加型の展覧会「彼女と。」を7月11〜30日まで開催する。映画の撮影現場に見立てた会場は7つのゾーンに分かれ、ひとりの小説家が謎めいた魅力的な人物 “彼女”の姿を追うように芝居や映像を見て歩く形式となっている。事前に予約すると、観覧だけなく演者としても参加できるインタラクティブな展覧会だ。
演出は映画監督のロール・フラマリオン(Laure Flammarion)が、監修は「エルメス」ウィメンズ部門のバリ・バレ(Bali Barret)=アーティスティック・ディレクターと、ナデージュ・ヴァンヘ=シビュルスキー(Nadege Vanhee Cybulski)がそれぞれ手掛けた。
彼女とは誰なのか?友人や恋人、知人の証言は真実なのか?答えはあるようでなく、観る者の妄想を掻き立てる。演者の衣装はもちろん、舞台セットの多くにも「エルメス」のアイテムが使用されており、ストーリーを追うことで自然と、同ブランドが考える現代の女性像や最新コレクションに触れる仕掛けとなっている。
開幕前日の10日には、1日限りの特別キャストによるプレビューが開かれた。“彼女”の友人役を俳優の吉田羊が、ボーイフレンド役を前川泰之が、また知人の花屋店員役を市川美和子がそれぞれ演じた。
■彼女と。
日程:7月11〜30日
時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)
定休日:火曜日
場所:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
入場料:予約制、無料(予約は公式サイトで受付中)