「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11日、伊勢丹新宿本店本館の1〜4階にポップアップストアをオープンした。先行して4日に設けたメンズのポップアップ同様、17日まで。期間中は、本館1階に3つの売り場(ザ・ステージとバッグのポップアップ、メンズのポップアップ)、2階にシューズのフロア、3&4階にプレタポルテの売り場を設け、同店低層階の主要イベントスペースをジャック。ウインドーやバッグ売り場のディスプレー、各売り場を繋ぐエスカレーターまで「ルイ・ヴィトン」仕様だ。
4フロアには、3万円のスカーフから6万8000円の財布、10万5000円のスニーカー、17万8000円のモノグラムをプリントしたミンクファーのローファー、85万8000円のレザーブルゾンまで、最大規模の同店限定アイテムを用意した。アイコンバッグには、ビンテージのトランクをトロンプルイユ(だまし絵)。そんなアイテムを各フロアのイベントスペースに設置した、トランクを思わせる空間で販売する。
先行したメンズのポップアップは、オープン2日目の15時までは事前抽選の当選客しか入れないなど大人気で、3億〜4億円(「WWDジャパン」推定)の予算をクリアしたようだ。「ルイ・ヴィトン」のブティックを常設で構えていない同店のポップアップには毎回、多くのカード顧客などが買い物に訪れるという。