「ユニクロ(UNIQLO)」は11日、自社アプリ上で起動し、買い物をサポートするサービス「ユニクロ IQ(UNIQLO IQ)」を開始した。AI(人工知能)を活用した自動応答システム(チャットボット)によって、商品情報や着こなしの検索、店舗の在庫状況の確認、オンラインストアでの購入、カスタマーサービスへの相談などができる。時間や場所、実店舗かオンラインショップかなどを問わず、自分専用の買い物アシスタントとして新しいショッピング体験ができるという。
2017年9月に、国内の2000人を対象に試験運用を開始していた。今回の本格展開にあたり、48時間以内の売り上げランキングの紹介や、シーンに合わせた着こなしの提案、雑誌掲載情報、星座別のラッキーカラーによる商品紹介、問い合わせ対応など、新たに6つの機能を搭載した。オンラインストアでの商品検索から購入までをスムーズにするだけでなく、実店舗でも商品バーコードをスキャンするとコーディネート例の閲覧や在庫確認ができる。
6月15日には、グーグル(GOOGLE)の「グーグル アシスタント」上で、ユニクロオンラインストアの利用方法や配送状況などの問い合わせに音声・テキストで対応するサービスも開始した。