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「ロエベ クラフト プライズ」の公募がスタート 大賞受賞者は19年春に東京で発表

 ロエベ財団(Loewe Foundation)は、今年で3回目となる「ロエベ クラフト プライズ 2019(LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE)」の公募を開始した。10月31日まで応募を受け付ける(応募資格は18歳以上)。大賞受賞者には現金5万ユーロ(約645万円)が授与される。

 審査委員は「ロエベ(LOEWE)」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=クリエイティブ・ディレクターを含むデザイナーや職人、エッセイスト、キュレーター、アーティストで構成される。オリジナリティーや精密な制作、卓越した素材、芸術的価値などのいつくかの審査基準をもとに全応募から30人のファイナリストを選出。その後、エキシビションを経て大賞受賞者を決定する。大賞受賞者は2019年春に東京で発表される。

 「ロエベ クラフト プライズ」は、アンダーソン=クリエイティブ・ディレクターの発案により16年にスタート。クラフトの重要性に焦点を当て、才能や美的価値を持った職人をサポートする目的で設立された。18年の大賞受賞者は、86カ国、約1900人の応募作品の中からイギリス人陶芸家のジェニファー・リー(Jennifer Lee)が選ばれた。また、特別賞は陶芸家の桑田拓郎とフランス人テキスタイル・アーティストのシモーヌ・フェルパン(Simone Pheulpin)が受賞した。

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