7月16日号の「WWDジャパン」は、「百貨店特集」を掲載しています。今、百貨店ではこれまでの常識を覆す新しい売り場作りが始まっています。三越伊勢丹ホールディングスの杉江俊彦・社長、高島屋の木本茂・社長、そごう・西武の林拓二・社長、大丸松坂屋百貨店の好本達也・社長、阪急阪神百貨店の荒木直也・社長、東急百貨店の大石次則・社長、松屋の秋田正紀・社長といった7社のトップに「百貨店の進化のシナリオ」をたっぷり聞きました。
2019年春夏シーズンのメンズ・コレクションは例年以上に話題になりましたが、今号では若手デザイナーたちのクリエイションを通知表風に採点します。国語、算数、理科、社会、家庭科の各教科を5段階評価。登場するのは「ナマチェコ(NAMACHEKO)」「パリアファルザネ(PARIA / FARZANEH)」「セルフメイドバイジャンフランコヴィレガス(ELF MADE BY GIANFRANCO VILLEGAS)」など気鋭の8ブランド。満遍なく高得点を稼ぐ優等生も入れば、かなり偏りがある個性派もいます。気になる結果は是非、紙面でご確認ください。
ニュース面のトップ記事では、TSIホールディングスの新社長に就任した上田谷真一氏を直撃しています。「ナノ・ユニバース(NANO UNIVERSE)」「ナチュラルビューティーベーシック(NATURAL BEAUTY BASIC)」「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」「ローズバッド(ROSE BUD)」「ステューシー(STUSSY)」など24社34ブランドを擁する大手アパレルグループをどのように舵取りするのか。クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン、バーニーズ ジャパンのトップとして実績を持つ上田谷新社長の一挙手一投足に業界の注目が集まっています。
連載も読み応えがあります。福田晃一リデルCEOによる「お父さんのためのインフルエンサー・マーケティング講座」では、今更聞けない「エンゲージメント率」について優しく解説します。「ミステリーショッパーが行く!」は、あの大塚家具の旗艦店である有明本社ショールームを調査しました。本明秀文アトモス社長による「スニーカーライフ」は、今回も誰よりも世界のスニーカー業界を知る本明節が炸裂しています。