7月10日にスペインの名門「レアル・マドリードCF(REAL MADRID CF)」から、イタリアの名門「ユヴェントスFC(JUVENTUS FC)」に電撃移籍したことで話題のサッカー・ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)だが、すでにユニホームは“バカ売れ”状態だという。
「レアル・マドリードCF」とポルトガル代表でも背負う背番号「7」と“RONALDO”の文字がプリントされたレプリカユニホームは、105ユーロ(約1万4000円)で発売されたところ、発売開始から24時間で約52万着のオーダーが殺到。日本円で約73億円の売り上げをたたき出した。「ユヴェントスFC」は移籍金1億ユーロ(約131億円)と年俸3000万ユーロ(約39億円)でロナウドを獲得したが、すでにユニホームの売り上げだけで2年分の年棒を稼いだことに相当する。
ロナウドは2009年の「レアル・マドリードCF」入団以降、長年「世界で最も売れている選手のユニフォームランキング」の上位にランクインしているだけに、今後の売れ行きも好調だろう。
また、イタリアのスポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト(La Gazzetta dello Sport)」によると、「ユヴェントスFC」の本拠地トリノの2017年の観光客数は120万人だったが、ロナウドの移籍は約10%の観光客増加の経済効果をもたらすという。
ロナウドは個人としてナイキ(NIKE)とスポンサー契約を結んでいるが、「ユヴェントスFC」のユニホームはアディダス(ADIDAS)製。スポンサーには四輪駆動車のブランド「ジープ(JEEP)」やサイバーエージェントグループ傘下のサイゲームスがいる。