ファッション

アイウエア企業、サフィロジャパンのショールームが銀座にオープン

 イタリアの大手アイウエアメーカー、サフィロの日本法人サフィロジャパンは、東京・銀座の本社のリニューアルに伴いショールームを新設した。サフィロが世界20都市以上に構えるショールーム同様、白を基調にしたモダンなイタリアンデザインをイメージしている。広さは約150平方メートルで、同社が手掛ける「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」などのライセンスブランド、「ポラロイド(POLAROID)」「カレラ(CARRERA)」、新しく導入する「サフィロ(SAFILO)」などのハウスブランドの合わせて30以上がそろう。

 7月13日のレセプションパーティーで、3月の就任以来、初めて公の場に姿を見せた高原純サフィロジャパン社長は、「日本はアジアの中で売り上げ上位の重要市場だ。サフィロジャパンを成長の軌道に乗せることが私の使命。ショールームを拠点に取引先との関係を深め、持続的な成長につなげたい」と話した。高原社長は、元ケリング ジャパン アレキサンダー・マックイーン ディビジョン ジェネラルマネージャー。

 サフィロはイタリア本社もトップが交代し、4月1日付でユニリーバ出身のアンジェロ・トロッキア(Angelo Trocchia)最高経営責任者(CEO)が就任した。2017年12月期の売上高は前期比16.4%減の10億4700万ユーロ(約1371億円)。新勢力ケリング アイウエアとティリオスの影響で、ライセンスビジネスを軸とした事業の再構築に取り組んでおり、今後の巻き返しが注目される。

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