ファッション

約22兆円の米の対中追加関税リスト ファッション関連の対象品は?

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は10日、中国に対する追加制裁として、2000億ドル(約22兆円)に相当する6031品目への10%の追加関税を発表した。

 米国のファッション産業にとって中国は最重要国だ。政府が公開している情報によると、米国は2017年に中国から270億ドル(約2兆9700億円)相当のアパレル製品を輸入しており、その金額は輸入アパレル全体の34%を占める。

 追加関税対象6031品目に含まれるファッション関連のアイテムのリストは以下の通り。

・服飾雑貨:レザーグッズ、帽子、ハンドバッグ、スーツケース
・日用品:化粧品、香水
・金属関連:金、銀、プラチナ
・アパレル関連:テキスタイル全般(毛、絹、綿、合繊)、ファー、人工ファー、服飾付属品(ファスナー、ボタンなど)
*リストに含まれないもの:シューズ、スポーツ用品、衣料品の大半(製品化されたもの)、腕時計

 これらの品目への追加関税は、今後公聴会を経て9月に発動される予定だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。